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身の丈

どうも。
イバニエスです。

最近多いですねぇ。

食品偽造。
産地を誤魔化したり、使い回ししたり。

いやはや、トンデモナイ時代となってしまいました。


いつも言うんですけど、一色産のウナギにしても、新潟産かな?ササニシキ。


ササニシキなんて、何処の食堂に行ってもってくらい看板が立ってるじゃない。

ササニシキを炊いて出してますよ。

年間の生産量ってドンダケやねん!

何処へ行ってもササニシキを炊いたメシ、飛騨牛であったりとか、一色産のウナギ。

絶対量から考えてもおかしいじゃんね。

で、値段も値段ジャン。

間違っても国産のウナギが買える値段ではない。


これもいつもお話をするんだけど、中国産のウナギを一色まで持ってきて、水槽入れて1週間。
泥抜きしてさ、一色に留学したウナギを一色産として出す。

それ以上に悪質だったんだね。

一色のプールに沈める事無く偽って出していたわけだ。

イバニエスが話をしている事の方がまだ良心的だ。




90年代初頭。
良いものを安くという言葉が当たり前のように使われるようになりました。

その時の名残で皆、麻痺しちゃってるんだよね。

適正価格というものが無くなってしまった。

物の価値や価格と言うものが壊れてしまったために、本質を見抜けなくなってしまったんだね。

モチロン、オレもその一人だよ。


商売をやってるとね、本当に不安になっていきます。

完全に集団催眠にかかってるなぁって。

モノを売るよりもコトを売ることが先行しすぎちゃって、ぺんぺん草すら残らないのが今の社会だと思うの。

無いが残った?

何もない。

この満足ってのはある種催眠みたいなものでさ。

コトを売る商売に見事に嵌め込まれちゃってるワケね。


と、今の社会を憂いてるんでもなくね。

オレは今の自分の稼ぎで出来る生活を送ればいいと思ってるの。

身の丈ってヤツでね。

毎日、比内地鶏を喰う必要もなくね。

ブラジル産の輸入鶏肉がせいぜいオレの懐に見合ってるワケでね。

調理の仕方によってはブラジル産でも全然美味しくいただける。

自分の置かれた枠の中でどう生きていくか、どう幸せを見つけていくかが大事だと思うの。


偽造の話に戻るんだけど、一色産のウナギがどれだけあるんじゃ!って思うところからかな。

普通は喰わないよ。

価格に見合わないんだもん。

スーパーの安ウナギなんて泥臭くて喰えねぇじゃん。

でもまぁ、自分の身の丈からすると偽造されたものを喰うのが当然とも言えなくもない。

一色産と騙されて喰うのが今のオレの身の丈。

大体スーパーでワケの解らん食材買ってる連中がホンモノのウナギの味なんて解るワケねぇジャン。

味と適正価格がわかればそんな選択肢は取らないってコト。

今の偽造事件なんてマスコミが操作してる祭りみたいなものでね。

食料自給率が極端に低い国は、そのうち泥水でも平気ですすらなきゃならんと思うのね。

中国産の毒入り野菜でも喰えればいい方なんて時代が来るかもしれない。


言っておくけど、卑下してるワケではない。

自虐的になってるワケでもない。

それが現実の社会で、その現実の社会から目を背けたいが故にこうして騒いでると思うのね。


そろそろ、モノの価値について真剣に考える時代が来てるんじゃないかな?

安くていいものを求めるのは悪いことではないけど、何処かで誰かが泣き、何処かで誰かが騙されてるって事を認識しなきゃいけない。


いいものを安く。

それが出来ないのはアンタの会社の努力が足りねぇって発想は愚でね。

体力勝負になれば何時かは体力ってのは尽きるワケで。

今がその結果じゃないのかな?

恨むならそういう社会を作り出した自分達を恨めって事です。


身の丈を知りましょうね。

知るとかなりラクになりますよ。

という事でまた。


以上 “久々に毒舌”の イバニエス デアッタ

追伸
後には引けないんだろうなぁ、と思う今日この頃なのです。
以上









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